お気に入りの靴、軽くて軟らかく色は黒。
現役の頃、多分60歳になる前に購入したと思う。
メーカーはGOLF、これを買う事が多いがここまで履くのは初めて。
初めて履いた時から靴擦れはなく、脱ぎ履きに靴ベラ不要(紐がないタイプ)
定年後も「見っともないから捨てたら」といわれながらも履き続けた。
靴底が軟らかく道の凸凹が足裏に伝わってくる。
この感じが安心感となり愛着は増すばかり。(雨の日は指先がぬれるので使用を避ける)
自分でも磨り減った靴底を見るとみすぼらしく感じるが、捨てられない。
先日両親の墓参りに往復8Kmほど歩いた。
途中川沿いを歩く。大きな鳥や魚、亀が眺められるノンビリした道です。
土手の上は無舗装で、小石や穴ぼこ、雑草あり、
これらを足の裏に感じながらご機嫌で歩く。
今まで無かったのだが途中、砂が靴に入って来て、二度ほど靴を脱ぐ。
帰宅後点検すると、親指の付根辺りに亀裂が入っている、指で押すと底から見える。
十数年履いた靴にお別れとなる、最後に目方を量ると446g(左右合計です)。
(体重計では無理なので料理計りを使用、妻には内緒…)
ここまでやって何故計ったのかな、未練が残っていたのでしょう。
(購入時の目方は知りません)
446gとお別れ
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