足掛け3年で旧東海道歩きを達成。
延べ36日かかってのゴールである、妻と二人で日本橋でバンザイ。
今回は8日7時に大阪を発ち、鶴見より江戸を目指して歩きはじめる。
川崎大師に立ち寄り、息子が良い連添いに恵まれた事、娘夫婦は家が持てた事、
何よりも孫を始め家族全員が元気であることのお礼。
最後は道に迷い、品川区の青物横丁近くの宿に着いた、4万歩ほど歩いていた。
迷い道のお陰で2Kmほどロス、これが精神的に疲労を増加、食事は近くの居酒屋ですます。くたびれても、酒は旨い、明日はゴールだ前祝の乾杯。
翌日9日は、品川駅近くの泉岳寺にお参り、夏に赤穂城を訪れたので一層感慨深い。
この辺りに来ると、近代的な高層ビルやマンションが多く旧街道の面影全くなし。
息子夫婦や嫁のご両親が完歩祝いを開いてくれるので先を急ぐ。
銀座もゆっくり見たいが後日とし、12時丁度に日本橋に到着。

日本橋も当然、往時の面影ゼロ、それでも「やった」という喜びを感じる。
頭上は高速道路に覆われ、足元は車が走行、歴史的な値打ちは見られぬ。
それでも通行中の人に御願いして、夫婦二人バンザイの記念撮影。
車の走行が欠けた時を狙って、日本国道路元標も撮影。
明治の時代に道路の起終点として設置、大正期には各市町村に一個ずつ設けられた。
現在では、地殻変動で動く大地に、基点を置かないので飾り物となっている。
科学の進歩は人に大きな幸福をもたらす事もあり、ロマンをもぎ取ることもあるようだ。
不満と言うか寂しさと言った感情、やはり歳を取ったのかぁ~な
道中、親切な人に出会えたり、頂に雪の素晴しい富士山、難所の鈴鹿峠、箱根峠も旧道を探し探し、無事に今日を迎えた事に感謝、感謝で祝賀会場へと向かう。
10日には江戸東京博物館見学。
勤めていた会社の本社が大森貝塚の近所にあり、その資料館を一度は見学したいと思いながら果たせずにいた。
それが、なんと特別展として「明治のこころ―モースが見た庶民のくらし」が開催中。
3時間半、じっくりとはいかなかったが、大満足。
帰宅後、ぐったり。11日は何もせず一日を過す、これも年金生活者の強みだ。
ありがたや、有難や、感謝、感謝である。
五日目のブログ書きこむ、明日はJavaにもチャレンジしよう。
