図書館では、積極的に新刊コーナーより選んでいる。
本が綺麗であるのは勿論であるが、新しいジャンルへの挑戦が最大の理由。
今回は「アラブ500年史」オスマン帝国からアラブ革命まで、上下合わせて800ページ。
骨が折れるだろうとの予感は大当たり。エジプト・サウジアラビアぐらいはなんとか、
ヨルダン・チュニジアはどこにあったっけ…。
国名でこのありさま、都市名などさっぱり、中には初めて聞いた地名も。
もっと困るのは人名である。
それでも結構、感心したり、同情したり眠気も感じる事なく読めた。
側に居るタブレットのお陰だ。人名・政党名・この地で盛んに行われた
革命・戦争など詳しく調べながら読んだ。地名などはGoogleマップが大いに役立つ。
国や都市、周りとの位置関係は勿論、写真に切替え拡大すれば砂漠の
雰囲気までも伝わってくる。
アラブはヨーロッパの植民地より独立、その後も戦争の期間が圧倒的に長い。
今でも内戦があり、貧富の差も大きく、汚職も蔓延。
特に、女性や子供には哀しいまでの同情を覚える。
石油や鉱物資源に恵まれていても戦争・戦争、
かの地には、偉大な英雄の誕生が必要なのか。
わが国の周辺でもきな臭さが漂い、国防や貧富の広がりが話題になる昨今、
有難い国日本、何時までも、何時までも・・・と願う。
明日は夫婦で京都を散策予定、平和で健康である事に感謝、感謝。
タブレットが大活躍
タブレット