安威川ダム

 久し振りに安威川上流に建設中のダムを眺めに遠出した。
途中で紅葉見学も兼ねて、女房と二人連れ。紅葉の方は盛りを過ぎていたが、栴檀(せんだん)の実が見事だった。
通常は見上げるのだが、ここは崖の下に生えているので目の高さでしっかり楽しめる。
青空にキラキラ輝く黄金色は、コロナの鬱陶しさを吹き飛ばす。
でも、ここから上りが本格的になり、女房よりかなり遅れる。老化を実感。
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 やっとダム現場にたどり着き、じっくり見学。写真の中央(やや右寄り)の土色がダムの堰堤(えんてい)中心となる、やっと完成を想像できるところまで来た。ダムと言えばコンクリート造りを想像するが、ここは土盛りのロック・フィールドダム。その構造が家から散歩で見られるとは嬉しい事だ。この方式のダムでも、堰堤の高さ300mクラスも世界にはある。日本でも150m越えは結構ある。安威川ダムは、高さは76.5m、堤長さは337.5m。  DSC_2351.JPG

そろそろ帰ろうという頃に大きな贈り物、坂道を頑張って上って来たご褒美か…
この話は次回とします。歩いた歩数は2万5千歩。