久し振りの温泉に浸り、明日は雨かも…と案じながら、早めに眠る。
翌朝、目覚めてしばらくすると、朝日を浴び、ほんのり赤みを帯びた妙高山の絶景。
天気であれと、祈りながらの昨夜の一献が効いたのだろう。
今回ツアーの最大の目的、苗名滝に向かうバスに乗る。
歩くこと10分程で滝が見えて来た。青空と紅葉をバックに流れ落ちる水の白さが見事。この時期が一番水量が少ないとの事だが、大いに満足。
川底に見られる大量の石を見、恐ろしい程の水量を想像しながら近づくと虹が。
何と良い日だろうと感謝、感謝。
昼食に向かうバスに乗る頃から雨。天気予報は当たったのだ、
食事後は列車にて大阪に向かうのみ。
濡れる心配なく上杉謙信由来の「勝ちどき飯」を食べられたことも運がよかった。
「謙信公のかちどき飯」、普段は一汁一菜の質素な食事であったが、
ひとたび出陣となれば、部下将兵に勝利のかちどきを願って御馳走を振る舞ったと伝えられる。
当時は醤油、砂糖は使われなかったので、それに倣って作られた素朴な味だった。
味噌汁には出し雑魚がそのまま入っていたが、結構いけた。
ラッキーな半日
(カテゴリなし)