ここに立つと、森林の中にいる様だ。
月の石で大勢の人が行列したアメリカ館の跡地、
ひっそりと建つ案内版が無いと想像も出来ない。
50年ほどで木々は大きく育った。
あの頃は給料も毎年上がり、(当然物価もあがる)世の中に勢いがあった。
では現在はどうだろう。格差社会、消費税導入、隣国との軋轢、関電、NTT、
忘れたかの様子のモリカケ問題。
何十年も要する原子炉の廃炉問題と暗い時世だ。
そんな中、飛び込んできたノーベル化学賞ニュース、
受賞者の吉野フェローの笑顔に将来を見たい。
でも教育費の増大は、今後に影を・・との声も多い。
アメリカ館跡地を立派に覆う森林、これからは紅葉し、やがて落葉する。
この時期は人生を振り返るきっかけをも与えてくれる。
春になれば勢いよく青葉が散歩者に元気を与える。
この繰り返しが自然に森林を育てたのではない。
日々の手入れのお蔭です、散歩中に目にする
彼らの活動があるからこそ立派に育ったのです。
教育にも切れ目のない支援、特に貧富の影響をなくす術が必要では。
万博公園のアメリカ館
教育