DSC_0859.JPG  ロック・フィールドダムとは文字通り石を積み上げたダム。勿論、中心は漏水を防ぐため粘土やコンクリートで造る。
 安威川ダムは粘土、なんと原始的と思ったが、コンクリートよりヒビが入りにくく地震には強いそうだ。
 余談だがコンクリートは昔の方が強かった様だ。現在は管やホースを利用して流し込むので大きな石を混ぜ難いし、流れを良くするため薬剤も使う様だ。
 一輪車の手押し車でコンクリ―を運んだ時代を懐かしく思い出す。

 友人と3人でと建設中の安威川ダムを見学をとJR茨木駅をスタート。
小一時間程で小雨、喫茶店で雨宿り。
まずい日に計画したと反省しながら、彼らが行った屋久島の話しを聞く。
ロケット打ち上げの瞬間が見学できたと話す、羨ましいかぎりだ。
乗り物に弱い私は、島巡りは苦手だがロケット打ち上げは是非見たいものだ。
和歌山辺りでやってくれないものだろうか。
雨はすぐに止み、ダム建設現場に向かう。
高さ76.5m 堰堤の長さ337.5mのロック・フィールドダムで完成は2年以上先。
黒部ダム(高さ186m・長さ492m)とは比べ物にならぬが
大阪府では第一位の大きさだ。
最寄り駅から歩いても2時間ほどの近さが売りとなり、桜や紅葉の季節は賑うだろう。
現場に到着時に最大のおまけ。虹が、眼の前(2・3百m)に現れた。
目的のダム建設現場より手前に、それも両端がしっかりと観察できた。
慌てて撮った写真は残念ながら両端を捕らえていない。
歳を経てもまだ慌てるのだ、のんべんだらりと過ごしているが、
まだ活気が残っていたと勝手に喜んだ。もちろん虹に感謝し乾杯。