女房が早朝、丹波立杭陶器まつりに出掛けた。
彼女はもともと陶器が好きであり、丹波は故郷でもある。
「黒豆の枝豆が手に入った」と帰宅時のご機嫌さがいつもよりきわだっていた。
それ以上に良かったのは、躊躇なく陶器が買えた事が大きい。
陶器と言っても何万円もする立派なものではない、日常使う茶わんや皿である。
勿論、立派なものも嫌いではないであろう、安サラリーマンの年金生活ではと、
自分の不甲斐なさを思う。
躊躇なく日常品が変えたのは、地震で半分の食器が割れたためである。
地震も悪い事ばかりではない…、と呑気な事を言え、
家族そろって元気であることに感謝。
立杭焼
喜び
