気分よく新祝園駅に降り昼食後、国会図書館に向かい30分程歩く事にした。
電車で親切にされ気分爽快、足取りも軽い。
表通りも針葉樹が並び異国情緒が漂うが、つい横道を歩く。
今時、桜かな・・・、近づくと白い花が楚々と咲いている。百日紅かな。
地面には白いキノコが大きな傘を広げている。
少し深めの溝沿いには萩が咲いている、写真に撮ったのだがうまく撮れなかった。
何時もより自然に興味を持てたのは、あの車掌様のお蔭か、
でも予定より時間がかかっている。
急がねばと表通りに出ると後ろからクラクション。
会場に向かう友人が車で拾ってくれた、今日はラッキーな日だ。
国会図書館の講演を聞き終わり、帰路につくが気分爽快さが去らない。
このまま気分良さを独り占めしてはいかんと、近鉄・新祝園駅で駅員を訪ねる。
入り口に立っていた二人の職員に「○○と言う車掌さん知りませんか」と尋ねる。
「知りません」と緊張した顔で返事が返って来た。(クレームと思ったのか…)
「実は来るときにとても親切な対応をされ感動したと伝えてほしい」と言うと、
奥にいたもう一人が「知ってるよ丸顔の人でしょう」と答える。
「そうです、そうです、素晴らし方でした。兎に角感動しました、お伝えください」
と伝えると、笑顔で引き受けてくれた。見ると二人も笑顔。
私もニンマリと列車に乗る。嬉しい一日に感謝、感謝。
親切車掌様の続き
喜び