地震によりその度に多くの犠牲者が出る。
今回も5名の人が亡くなられた。
中でも小学4年生の幼い命が失われた事に悲しみと怒りを覚えた。
小学校の塀が崩れ、その下敷きになった。
塀ぎわが通学路となり、道路に緑色の塗装が施されている。
そこから頭上3.5メートルもの高さのブロック塀が通学路に倒れたのだ。
早速に市内の小学校の点検が始められた、当然だろう。
けど、各仕事人が自分の仕事を理解し、注意すればこのような事故は防げぬか。
まず小学校の先生(もちろん父兄も含まれてもいい)
通学路に3・5メートルは小学生にとってはそびえ立つような高さだ、
これに不安を覚えなかったのだろうか。
塀を造った職人も、児童が通う道に対して充分な強度があるか気にしだろうか。
自分の孫がその下で遊んでも安心と思えたか。
道路を緑に塗る意味を考え、その環境は大丈夫かと考えたか。
関係者が真剣に取り組み、問題があれば行政に訴えれば悲劇は免れられると思う。
信号も人が亡くなってから設置される様に、行政は事故が起こるまで
末端の事まで気が付くことは出来ない。
難しい事だが、このプロ意識が広まれば、これぞ技術立国日本である。
最先端技術も必要だろうが、底辺からの技術意識が広まればと願う。
マニュアル人間ではなしえない、普段の教育が肝心であろう。
地震 その2
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