大分駅正面入り口は、つがいの鶏と二個の金の卵が出迎えてくれる。
観光案内所で「何で鶏…」と尋ねると。
「大分市は九州で一番東に位置するので一番に日の出を迎える。それで鶏です。」
と教えてくれた。
ヘェ~そんな事かと構内をうろつくと、待合のベンチにも鶏と二個の金の卵が、
客はそれを避けて座っている。
「何で金の卵…」と尋ねるが首をかしげるのみであった。
夕方に、本日無事に過ごせたことを祝おうと、店を探すと焼き鳥屋の多い事。
入った店で最後の仕上げに鳥めしのおにぎりを一個注文。
ごぼうの入ったなかなかの味であった。
翌朝、大分城を再度見ようと出かける。
途中に市役所があり、傍に鳥の紋章を見つける。
市章まで鳥かと撮影。帰宅後調べたら間違いであった。
焼き鳥などとんでもない、平和の象徴であるハト。
右下に刻まれた平和都市宣言の文章を読まなかったのだ。
歳を取るとせっかちになるのかな…気を付けよう。
大分は鳥だ
旅のたのしみ