大分城の紅葉

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 大分城は府内城と呼ぶらしい。
明治初期には天守閣が無く、大手門と廊下橋が目立つのみ。
夕方と言う事も手伝ってか、殆ど人影無し。
静かに輝く銀杏と白壁が目に映る。
紅葉の名所を大勢の人に混ざり眺めるより、
たった一本の紅葉を独り占めできる方が私好みだ。
建築廃材で造られた天守閣が青空の中で夕日を浴び、
実物より美しいのでは・・・と想像する。