| 庭園の外側にある竹林。 勿論庭園は紅葉していたよ。 |
「祇園精舎の鐘の聲、諸行無常の響あり。
沙羅双樹の花の色、盛者必衰のことわりをあらわす。
おごれる人も久しからず、只春の夜の夢のごとし。…」
有名な平家物語の書き出し、哀れな女性(白拍子)が仏門に入った寺である。
竹林とは青々と茂るものと思っていたが、白々と輝いてその美しさを見せていた。
大覚寺参拝のついでにと立ち寄ったが、目的の紅葉より白い竹に印象が残った。
彼女らの清々しさを思わせる。祇王寺は竹林庭園として名高いのであった。
紅葉を見に行き、竹を撮っていると妻が背後で笑っていた。
良いではないか、何にでも興味を示し元気なのだから、感謝、感謝である。
