２月２０～２２日に熊本観光…。おっと、仕事で出向いた。
内容は土日に行われる何時もの機械式駐車場の操作説明だ。
金曜日に早めに出かけ、ホテルに荷物を預け熊本城に出向く。
小雪が舞い風も強い中での見学だった。勿論城内見学は出来ず写真もろくに撮らず、
這う這うの体でホテル近くの居酒屋に潜り込む。
鯛のあら煮定食を注文し、冷えた体を温め、明日の仕事に備え熱燗で一献。
思っていたより立派なお頭である。箸でじっくりほじくりながら楽しんでいると、
女将が話しかけてきた。「鯛の鯛で、正月家族で盛り上がったが、どの辺にあったっけ」と尋ねると、大将が出てきて丁寧に説明してくれた。
おまけにわざわざ洗って紙に包みポリ袋に入れてくれ、お土産だと言う。（写真右下）
一見の客にここまで、なかなか愛想のよい店だ、お蔭でちょっと飲み過ぎた。
翌日は早く目覚め、水前寺公園より健軍町まで路面電車に乗り、定刻より１時間以上前に現場に到着。（料金はどこまで乗っても一回１７０円、安い）
ゼネコン所長に昨日のお城見学は散々だったと話すと、「今日は天気も好いし、３時頃から再度見学に行けば･･･」と言ってくれる。有難く受け熊本城に市電で向かう。１６駅目だ、しっかり市内観光して１７０円、これはお勧めだ。
晴天に恵まれじっくり見ると、地震の影響はテレビで見ていたが本当にひどいものだ。
崩れた石垣の石に一つずつナンバーが打たれ、整然と並べられていたのが印象に残った。石垣の修復だけで２０年掛かるそうだ、比叡山の麓の穴太衆が築いた穴太積みだそうで技術者が少ないそうだ。「熊本がんばれ」と言っている加藤清正像の後ろの石垣も崩れている。市内の建物もまだ未修復も多々見られる。大変だろうけど、市電は安いし、優しさ溢れる熊本だ、是非復興を願う。
熊本城の復興を見に来るぞと誓う、生きていればの話だが。
今回は半分以上が観光だ、人に恵まれ、元気なればこそだ、感謝、感謝。
明日は仕事、６時半出発、雪が心配、頑張るぞ。
