九州出張 1

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 1月は2度も九州へ出向いた。
まず福岡市へ13~15日の2泊3日。
新築マンションの内覧会で機械式駐車場の操作説明だ。
場所は中心街より西の大堀公園北側で海に近い所、すぐそばに昔の海水浴場の石碑がみられる。
一時小雪が舞う寒さであったが、仕事は滞りなく済む。
写真がそのマンション。赤い鳥居には大きな木が二本くっついて伸びている。
同じ種の木が2本はよく見られ「夫婦の松」とか呼ばれる。
しかし異種は珍しい、一本は松の木だが、もう一本がわからぬ。
毎朝数人が清掃に来ており、小さいながら見事な清浄さを保っている。
その人々に尋ねるが誰も知らぬ、のんきなもんだ…。
鳥居の左手前には京都伏見稲荷神社直轄、九州で一番古い稲荷神社との由緒書きあり。
蒙古襲来し日田郡主弥三郎基は筑前国早良郡姪浜及び百路(道)原稲荷祠の處で忠死せり…と記されている。
 元寇か…と当時をそれなりに思い、徒歩でホテルに向かう。
ホテルの近くに唐人町なる商店街があり、一杯やるにはチト早いので、ぶらりとしてからホテル紹介の焼き鳥屋に入る。
カウンター前のショーケースに、串に刺された品々が見事で、種類も多かった。
隣の客と他愛のない会話を交わしながら楽しく一日を終える。
歴史に浸り、旨い酒をいただき半分観光気分、有難いことである。