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丹波篠山へＪＲふれあいハイキング「鐘ヶ坂明治トンネルと紅葉名所高蔵寺」に参加した。
鐘ヶ坂トンネルは明治、昭和、平成と三本掘られている。
平成トンネルは2005年完成で２６５０ｍ。昭和トンネルは1965年完成で４５５ｍ。
明治トンネルは2年10カ月掛かり1883年完成で、２６８ｍ、幅４．５ｍ。
新しい程距離が長いのは、坂を登る事を減らし山の底辺を通るからだ。
明治トンネルはレンガ造りのトンネルとしては日本最古。
当時はセメントの強度に自信がなくレンガとなった様だ、東京駅も同じ。
明治の人は偉かった。今でも、何処も欠ける事なく健在。
近代のトンネルの様に、天井が落ちたりせぬ、と地元の観光ボランティアが自慢の説明。
「車は通っていたの？」と皮肉の質問には、少ないけれどバスが走ったとの事。
現代の道路は重量のあるトラックが高速で走っている。比較する方が…と思ったが黙って聞く。
トンネル見学後、紅葉を求めて高蔵寺」に向かう。
昔、修験者が歩いた道との事でハッキリしない所をゆく、案内書に健脚向きとあった、納得。
木立の中を歩くため眺望は悪く、倒木も多く結構難所だ。
道中小さい蟹が現れたり、元気な鳥の鳴き声が気分を和ませる。
何度か尻餅をつきながら3時間で紅葉が見えてきた、高蔵寺に着いたのだ。
境内では紅葉祭が催され、ぜんざい、焼き栗、焼き餅、地場野菜等の店で賑わう。
小坊主姿のキャラクターが住職らしき人と共にお出迎え。
比叡山からやって来た「しょうぐうさん」だそうで、今日明日の二日間、皆さまをお迎えするそうだ。 子供が喜んで…いや大人も一緒に写真を撮っていた。
難コースの途中で列が長くなり２グループに分かれた。
健脚組が先に進んだのだ、尻餅をついた私も先のグループに混じる。
40名中年齢はトップ３に入っていそうだったが、ケガもなく元気で付いて行けた。
元気第一と帰りに一杯、楽しい日であった。
