御土居

P1080412.JPGP1080422.JPGP1080423 - コピー.JPG今回の京の斜め道歩きは、ほんの800m。
これでは物足りぬと、史跡・御土居を目指す。
天下統一を成し遂げた豊臣秀吉が、京都の都市改造の一環として、鴨川の反乱から市街地を守るためと、外敵の来襲に備える防塁として築いた土塁である。
外敵??? 当時は応仁の乱など結構世の中は荒れていたのだろう。
全長は22.5Kmで、現在 史跡として残されているのは9カ所。御土居の内側を洛中と呼ぶらしい。北野天満宮の青モミジ見学の時、御土居(地図の③)を見たのが最初です。
今回は⑨①を見学した。
⑨ 北区大宮土居町(写真上)を見学後、この辺りを散策中の81才の男性と同行となり
野間玄琢で盛り上がる。江戸期の医者でここに薬草園を開いた、現在の地名〈玄琢〉の由来となる。野間玄琢廟所をお参りし、元気な81才と別れる。
 次の御土居(地図①)(写真中)を見学中に、観光ボランティアをやっているという男性につかまり、20分程講釈を聞く。色々教えられ有難いのだが、炎天下の中で立ったままである。
そんな事で、以前から聞いていたしょうざん庭園に着いたのは2時半。
緑にかこまれ川の流れを楽しみながら食事処に向かうが、鳥料理店、中華など全てランチタイムが過ぎてクローズ。レストランでやっと、トーストなら…と有りつけたのが3時前、これが昼食。
それでもゆったりとしたスペースで、大きく開いたガラス越しに見える景色は素晴らしい。
モミジの時は良いだろうと妻は言うが、その時は人も多く今日の様なノンビリとした贅沢は無理だろう。
結局本日も2万歩。くそ暑い中めげず元気な事に感謝。