喜之介訪問最後の日は、早めに切り上げ東京見物とした。
JR飯田橋駅下車し、神楽坂界隈を散策。表通りから一歩入ると静かな路地、
レストランや料亭が並ぶ。尾崎紅葉の旧居跡。宮城道雄記念館は休館日で、外観を眺める。
地下鉄で駒込に移動し、六義園・染井霊園・旧古河邸・本郷通り・霜降商店街を巡る。
六義園・古河邸では桜がちらりと咲いていた。
帰宅後知ったのだが、東京に開花宣言がなされた日だ。幸運に恵まれた年になりそう。
元気に3万歩ほど気の向くままに歩く。
東京の街は意外にアップダウンが多く、そのうえ少々欲張り過ぎた様だ。
夕食は帰宅後(茨木市)と思っていたが、遅くなるので京都駅で途中下車。
駅前の「すいしん」で一杯やる事にする。
地下と地上に店を構えたこの店は、横山大観が愛した三原の酒と同じ名だ。
常は庶民的な地下の店に入るのだが、この日は少し贅沢に地上の店にて乾杯。
2日間、息子の嫁が食事を用意してくれた為、資金に余裕が有ったからだ。
ご馳走になった料理は中華・イタリアン・和風となかなか手の込んだ物だ。
勿論味も最高、喜之介も息子も恵まれていると感謝の乾杯で無事帰宅。
写真は酒好きにとっては嬉しい雰囲気の神楽坂路地。
六義園の「ホシハジロ」、カモの一種だが黒と白は初めてなので撮影。
ピンクの傘を使っての曲芸は六義園での傘回し、バックに桜がちらりと咲く。
お祭りの様な人通りは巣鴨地蔵通商店街、ジジ・ババの原宿と言われる通り、
中高年ばかり。いや失礼、私もその一人。
良く見ると思い切り若いのも見られた。孫だろう。
東京散策
旅のたのしみ