銀杏の収穫は健康的で楽しみも感じるが、後の処理は大変である。
人によっては手が荒れると言われるが、幸い私は平気である。
しかし臭いには閉口する、たぶんご近所も迷惑な事だろう。
収穫から帰るとすぐに真水でざっと洗う、それから硬いものと軟らかいものをより分ける。
糖分が多いのか手は水あめが付いたようにべとつくので作業効率は落ちる。
それをそれぞれポリ袋に入れてきっちり閉じる。
軟らかなものは翌日、硬いものは三日後ぐらいに中身を取り出す。
それを5回ほど水洗い後、一個ずつ丁寧に布巾でふき取る。
割れているものを選別する為である。当然割れたものは捨てる。
(割れは100個に2個ほどです)
割れていると果肉のくさい臭いに汚染されているからである。
その後天日干しすると白い綺麗なものに仕上がる、この時にも何個かひびの入るものがあるが、これは勿体ないので頂くことにしている。
食する時には10粒余りを封筒に入れ電子レンジでチンするのだが、ポンポンと言う心地よい音が鳴る。3・4回「ポン」が聞こえたら食べごろである。
やり過ぎると中身が外 に飛び出し、むっちりとした食感を失う。
ひび割れを嫌うのは、この音を楽しめぬからでもある。
以上が私の銀杏処理です。
銀杏2
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