私の立つ場所から道路を隔てた向かいに公園、右に府立高校のテニスコートが2面。
その向こうに日本一のあべのハルカスが見られる。 自転車なら10分程で行けるそうだ。
デパートや動物園に近く、すぐそばにはスーパーもあるし教育環境も良好だと、
公園を掃除していたボランティアのグループが自慢。
昨日はそんな場所での仕事だった。
テニスコートからは賑やかな声と共に、ラケットに弾く軽快な音が聞こえる。
公園では同じようにラケットを振り回す幼子、ほとんどボールには当たらないが
キャッキャと喜んでいる。
数人でサッカーボールを蹴るグループ、滑り台ではしゃぐ数人など元気が溢れている。
私が高校までの15年を過ごした呉市の殺人事件、高校生が中学生を惨殺、
悲惨な事件が多い中、ここには明るさが溢れている。
8人程いた清掃グループは10時頃には引上げ、その後での賑わいである。
公園がゴミで乱れていないのも平和な明るさを維持しているのだろう。
風もなく昼からは日も当たり、素晴らしい仕事環境を有難く思いながら、彼らを観察。
朝から4才位の子供が自転車の練習をしていた。 昼を過ぎたころ5mほど上手く走れた。
思わず「やったぁ、乗れたッ」と大声を掛けると、子供より後ろを押していた父親がびっくり。
それでもすぐに嬉しそうな顔を見せる子供の方は、どや顔。
それから1時間休みなく練習を続けた、合計では4時間その粘りに感心する。
春には小3になる孫、7月に誕生の孫にもそうあれと願いながら気分良く仕事を終える。
晩酌を楽しんでいると、「日に焼けたね」と女房に…。感謝、感謝である。
親子の粘りにバンザイ
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