妖怪ウォッチ

 小2の孫に連れられ映画「妖怪ウォッチ」を見に行った。
初回が朝8時半より開演、ガラガラかと思ったが4割ぐらいの入り。
小学生とその保護者が観客、子供は真剣に見入っており、テーマソングの「ゲラゲラポー」が
流れると手を振り歌い出だす者続出、わが孫もむろん歌っている。
終演後出口には次回の入場者が大勢並んでいた、大人気なのだ。
 私が小学生の頃「ターザン」の映画を見たとき、クライマックスでターザンが「アアア~」と
叫び登場すると観客が拍手して盛り上がったのを思い出した。
邦画でも同じで、大河内傳次郎演じる丹下左膳が現れると大きな拍手が起こった。
昔は大人も子供みたいな純な気持ちを持っていたのかなぁ~。
この気持ちは大切だ、一途な元気さがその頃からの高度成長をもたらしたのであろうから。
 「ゲラゲラポンはすごい人気だな」とつぶやくと「ゲラゲラポンと違うよ、ゲラゲラポーだよ」と
孫に言われる。 妖怪も10種を遥かに超えており、それぞれの説明をしてくれるがついていけない。それ程無知であったのだが、帰りに立寄った本屋、おもちゃ屋は勿論、菓子屋やトイレットペーパーまで妖怪ウォッチが氾濫。
妖怪に取り付かれた子供達が少々心配でもあります。(日本は大丈夫か)
わが孫も3年生には熱が冷めて欲しいものである。
元気が一番と思っているが、妖怪に取り付かれた孫には少々心配のジイジです。