ショック

 久し振りに仕事、新築マンションの内覧会で機械式駐車場の使用説明です。
約2ヶ月ぶり、気候もよく何の心配も無く仕事に就いた。
最初に「いらっしゃいませ、東京エンジニアリング システムズの山本です。」
と挨拶から始まる。しかし舌が廻らない、どもり気味と言うか、ろれつが回らぬ。
こんな事は初めて、一人目だけなら未だしも、2人目も同じ。
周りに気付かれぬよう小さい声で何度か発声練習をして、その後はなんとか出来た。
しかし違和感を感じるし、上手くやろうと意識してしまう。
ある言葉を喋るのに意識しながらは始めての経験。
脳梗塞の前兆だろうか・・・とも心配したが、それ以外の言葉はスラスラと喋れる。
歳のせいだろうとショック。
ひょっとしたら、「東京エンジニアリング システムズ」は発音が難しいのだろうか。
皆さんも一度試してみて下さい。
 その後元気で、酒は旨いし、歩く事も気にならぬ。
考えてみると喋る事が退職後めっきり減ったので、発声機能が退化したのだろう。
音痴の私には、カラオケで声をはりあげる事も出来ない。
本を読むとき声を出して読もうか、勿論一人の時に。
 その点仕事が有れば、内容は同じだが繰返し大勢の人に喋れる。
屋外での事なので声も大きく、発音もしっかりとせねばならぬ。
健康のためには大いに役立つ上、給金まで頂ける。感謝、感謝である。