草履に感動

　同志社に向かう為、梅田地下にあるＪＲ北新地駅にもぐる。
ホームには5歳位の園児が50人程、三班に分かれて先生と電車を待っている。
孫が出来てから彼らを可愛いと見る様になったが、
こりゃ～賑やかな事だろうと思いながら観察すると全員草履。
小さな足に鼻緒、久し振りの光景に感動。私が小学校頃でも草履の子が結構いた。
なかなか靴が買ってもらえぬ時代だった。
そんな思いをしていると電車到着、昼頃なので電車はがら空き。
同じ車両に全員乗る、私の前に一人座り.後は全員立っている。
その子も先生に注意され素直に座席を立った。
一駅で南森町に着き全員下車。騒ぐ子は居らず、
統率の取れた行動に乗る前の心配は消し飛んだ。
南森町は大阪天満宮を代表に、神社やお寺の多い地域。
環境から日本古来の影響を受けたのかな…
鼻緒をギュッと指で挟む事で下半身に力が籠るかも、
規律を守る姿に日本の明日を見た。