左の写真は空安寺すぐ側には円墳の衣装塚古墳がある。この辺りには結構古墳が。右の写真は面影のある街道。この億右側の階段を上がると二宮神社。この境内にも古墳。眼下には鵜沼宿(下右の写真)精巧に作られた模型の様な美しい屋根。
右下は遠くに見える犬山城。
|
安積門 大垣城本丸に建てられていた鉄門(くろがねもん)。構造形式は高麗門で鐵で覆われた門は名古屋城、大阪城の3カ所。 |
うとう峠、野草がくたびれをいやす。右は野イチゴかな??
前回のゴール地、JR各務ヶ原駅からスタート。
数人の降車客に混じり女性の二人連れ、長年の街道歩きの経験からピンと来た。
私たちと同じ地図を持参、関東から来た由。暫く抜きつ抜かれつで鵜沼宿。
鵜沼宿は昔の風情が残され、観光案内の方も親切熱心。
宿を抜け、うとう峠を越える。木曽川とJR高山本線の間をひたすら歩く。
ときどき合流する国道207号沿いにはレストラン、喫茶店等外食店が並ぶが殆ど廃屋。
景気の良かったバブルの頃に出来た店だろうか。ふと自分の人生を思い出す。
高台にある岩屋観音からの木曽川の眺めも素晴らしいかったが、
へとへとになって太田宿に着く。
JR美濃太田駅前にホテルを予約しているが、夕食は地元の居酒屋でと思った。
4時過ぎでまだ店が開いていない。しかも店の数が少ない。駅前通りを歩きながら適当に地元の人に尋ねた。
すると出会った4人が全員「若」が良いと勧める。字は異なるが娘の名前と同じ。
開店を待って入ると、年配の料理人が一人、愛想よく迎えてくれた。
メニュー無し、カウンター席の上に貼ってある料理名には値段の記載無し。
参ったなあ・・と思い聞いてみると、地元の客ばかりで殆どがお任せで、
任された方も相手に合わせて料金設定したものを出しているとの事。
郷に入ればと思い、一番多い注文予算でとお願いする。
突き出し(お通し)に3種盛りが出た。
結果は最高、愛想は良いし、最後にかつ丼を注文。
女房は満腹で要らないと言うので一人前を。
すると女房には、ご飯茶碗にトンカツを3切れほど乗せてサービスしてくれた。
味は特別旨いわけでないが兎に角気に入った。
地元の客ばかりと言っていたが、結構有名人のサインが貼ってある。
地元に愛され40年、謙遜親父が気に入った。
今日は歩いた歩いた、3万3千歩。
