靴修理

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 旧東海道、散策、バイト等々歩き慣れて17年、お気に入りの靴。
張り替えてもらったカカトだけでなく、親指付け根あたりも相当すり減っている。
雨の日などは靴下がしっとりと濡れてくる。
捨てようかと思ったが、底以外は、傷が付いているがまだまだ履けそう。
と言うより愛着がそうさせぬ。時間の充分有る身分だ、修理してみよう。
早速ホームセンターで材料を買い揃える。
靴の修理は初めて、ウキウキとした気分で始める。
簡単と思いきや、これがなかなか大変だ。
靴底に貼るゴム板を切るのにも四苦八苦、大まかなカットはすぐに出来る。
ところがちょっと大きすぎる部分を1mm、2mmカットが難しい。
カッターナイフでも切り出しナイフでも相手がグニャグニャとまともに受け付けぬ。
一日1時間~1時間半作業に取りくむ。これ以上は腰が痛くなり無理。
そんな事で五日間もかかってやっと完成。
自分でもうまくいったと満足。が、左右持ち上げると、ちと重い感じだ…。
量ってみると左右で1.2Kgある、修繕前に計っておけばよかったが、
履いてみてもやはり重い。
持っている革靴全て計ってみる。
一番軽いのは600g。これは軽いが底革も薄く雨の日には履けぬ。
運動の為、足首に重りを巻く人もいるのだからまぁ~いいや。
早速7,500歩試運転、バッチリだ。
ゴム板、ボンド、ヤスリ等材料費だけでも3,000円を超えたが、
歩くのが更に楽しくなるだろう。