忘れていた梅酒

左が近つ飛鳥博物館そばの梅で
造った梅酒
中央は藤井寺の5年物
右はサッポロ産25年物
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 古墳を知るなら近つ飛鳥博物館だ。
大量の埴輪が整然と並べられた仁徳天皇陵の模型が見事で、当時の状況も想像できる。
ここを見学後、今城塚古墳と新池ハニワ工場公園を見学すれば、古墳については完璧。
今城塚古墳は、今では多くの研究者が継体天皇陵と認めているが、宮内庁はすぐ近くの古墳を継体天皇陵と認めている。
天皇陵と認定されていない、そのお陰で我々も古墳に登れるのだ。
今さら認定変更をせず皆に公開、宮内庁の粋な計らいだろう…とも言われている。
 前置きが長くなり本題に入るのを忘れていた…。
近つ飛鳥博物館の周りには梅林が有り、梅の実がごろごろ落ちて、甘酸っぱい香りを漂わせていた。思わず10数個拾って帰り、焼酎に漬けた。
そういえば以前にも藤井寺で数個拾って帰り、焼酎に漬けたはず。
行方が分からぬので女房に訊くと、入れ物を取り換え冷蔵庫に保管してくれていた。
北海道でも、もらった梅をやはり焼酎か何かに漬け、そのままだよと言われる。
すっかり忘れていた、焼酎はすっかり黒ずみ梅の姿は見えない。
蓋を取ると異様なにおいに混じり、それらしき香りも少しする。
恐る恐る飲んでみた、砂糖も入れたのだろう甘いがあまり旨くない。
札幌転勤時代に作ったのだから、25年は昔の事だ。
次に藤井寺の品、これは5年程前で冷蔵庫に入ったままだったので香りも味もOK。
砂糖なしで、焼酎はワンカップだったと思うが銘柄は忘れた。
今回は蓋に銘柄(宝酒造の純・35%)を記入。勿論、砂糖なし。
一杯やった仕上げに善哉を食べる私だが、酒は甘くないのが好きだ。