何でも旨い

 先日は天気予報について書いた。今日はグルメ番組に付いて少々。
毎日毎日どこかの番組で取り上げているが全て「旨い」の競演。
しかも同じ人間が毎週である。彼らは何を食っても旨いのだろうか。
ひどいのになると、口に入れるなり「旨い」である。
熱いのは瞬間に判るが、味や舌ざわり、特に喉越しの感覚は飲み込むまで判らぬはずだ。
それだけならまだしも、畳の間で和食でも帽子をかぶったまま「旨い」と、のたまう。
屋外でのバーベキューなら我慢も出来る。
礼儀も品位もない人間が、毎週毎週画面に現れ、何を食っても旨い、旨い…。
そんな物信じられるか。目障り耳障りであるが、テレビの主導権を持たぬ私は耐えている。
鮮やかな盛り付けや、料理の方法、食材の説明に重点を置き、フオークやナイフ、又箸使いの雰囲気を見て視聴者が「美味しそう・・」と感ずるようにしてもらいたい。
勿論、辛いとか酸っぱい、硬いとか軟らかいとかは、画面からは判らぬので話しても良いだろう。
 
 私は味噌汁にヨーグルトを入れたり(熱いのを急いで食べる場合)
大好きなココット焼料理は、最後の半分にご飯を入れてよく噛んで食べる。
ポタージュにはパンを入れたりする(細かく砕いたものではない)。女房が嫌がるが止められぬ。
でも外では決してやらぬ。孫の前もやめようかな…。
 こんな事は若い頃には気にならなかったが、歳のせいか暇なのか…。
好き嫌い無く何でも食られる、美味しく楽しく食事を出来る事に感謝、感謝。