綺麗なトイレ

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 最近の日本のトイレは綺麗だ。しかも無料である。
左の写真はグランフロント4階、高層ビルが見える西の窓から、光が差し込み明るい。
右の写真は富国生命ビルの18階のトイレ、こちらも綺麗で明るく、その上ゆったりしている。
便器の向かい側はブラインドだが、隙間から覗くと梅田のランドマークとなる観覧車がゆったりと動いていた。流石おもてなしの国である。
 写真は慎重に、いや丁寧にと言うことではない。こんな場所でカメラを構えていると変質者と疑われるから、人のいないのを十分見極めてから撮影。
苦労してもブログに載せたかった。
重ねて説明するが探し求めて撮影している訳ではない。どちらもたまたまである。
 昔はトイレと言わず便所と呼び、家の裏とか日陰に有った。
しかも覗けば排泄物は見える、勿論他人の物もである。
臭いもひどく梅雨時などは最悪、さらにウジを見ることもあった。
夏目漱石の「坊ちゃん」に、主人公が財布を落とし、それを下女が竿で取り洗ってやると、まだ臭うと言って嫌がるので、どこかで落とした札を硬貨に替えて来たと言う件を思いだした。
 綺麗なトイレは、歳と共に事を終えるのに時間が掛かる私には、有難い事である。