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10月５日 朝5時、東のベランダからの眺め、素晴らしいのでカメラに収める。
薄暗い中に清々しくも力強い空が現れた。
しかし5分もすると右の様に軟らかな景色となった。
ここに住んで15年程になるが、マンションが増え山の稜線からの日の出は拝みにくくなった。
右の写真の左側にクレーンが林立している、大和ハウスが物流センターを建設しているのだ。
手前に図書館があり、度々利用しているので近くで眺めるが、一階部分が出来つつある。
しかしクレーンの高さからみると、かなり高層になるのではと心配している。
せめて、後ろの山並みが隠れぬ事を祈る。
ここではパナソニックがテレビ等を製造していたが、実験棟を残し大和ハウスに売却したのだ。12万㎡の敷地にヤマト運輸等と物流拠点とするようだ。
近在のメーカー、物作りの企業が次々と消えていく、時代の流れだろうが寂しい。
この流れは韓国や中国に負けたわけではない、進歩したのだ。
技術の進歩により優れたものを造る事が叶い、収入も増え生活は豊かになったのだ。
それにより人件費の上昇、今日の結果が現れたのだから… これは負け惜しみではない…。
でもこれからの日本はどうなるのか、孫の時代は…。
資源の乏しい環境では更なる高給を目指し、技術立国を目指すべきだろう。
効率一点張りの教育制度では、ノーベル賞の受賞も先行きが心配との声も聴かれる。
私などがいくら心配してもせん無い事だ…しかし気になる。
あすも神々しい日の出を・・・と思う。
