自転車の山

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 何時ものように歩いていると、自転車の山を発見。
一応規則正しく積み上げられているのでゴミではない様だ。
資源として再利用するのだろうか、まだ乗れそうなものもある。
何処からどんな経路で… それにしてもよく集めたものだ。
 私にとって初めての自転車は中古だった。それも氷屋が使っていた奴だ。
氷を積むため後ろの荷台はデカく頑丈だ。サドルの位置も高く調整できない。
停車の時に使うスタンドも立派。横から見ると三角形だったかな…。
パンクや、空気入れの口あたりの修理、チェンに油を差したりと結構楽しかった。
昔の氷屋は50センチ角くらいの塊を配達し、客先で目の粗い鋸(のこ)で
深さ10センチくらいの切り目を入れた後、鋸を上下ひっくり返して鋸の背を、
その切り目に差し込み、チョンと押すと氷は見事に割れるのだ。
鋸の歯は、握り部分に近づくとやや太くなっているので丁度楔を打ち込んで様になるからだ。
そんな事を思い出しながら、人の背丈の3倍はありそうな自転車の山に圧倒される。
この日も元気で歩きました、感謝、感謝。