退職後に一日一万歩と読書を心掛けてきた。
どちらも10年が経つ今でもほぼ実行できている。
現役時代には殆ど本を読んでいなかったので、無知さが良く分かる。
専門書は人並みに読む努力はした。特に技術部に所属した期間は必死だった。
今はゆとりを持って楽しんで読めるし、意識してジャンルを広げている。
参考までに4月に読んだ本の題名を並べてみる。
☆ネオ・チャイナ 富、真実、心のよりどころ求める13億人の野望
☆意外と知らない愛知県の歴史を読み解く!
☆瀬戸内の海賊 村上武吉の戦い
☆統計はウソをつく
☆柑橘類と文明
☆南海の船人(ふなど)たち ― 坊津・枕崎 近現代人物氏
☆プログラミングをはじめよう
☆ボクの韓国現代史 1959-2014
☆大阪遊覧 伊予職人と歩くなにわ
☆日本共産党と中韓 左から右へ大転換してわかったこと
☆ほんとうは教えたくない 京都の路地裏
私としては結構呼んでいる、花粉の影響で家に籠っていたからだ。
外人著者が4人、歴史・旅・思想からみ等、若い頃には表紙すら見なかった本が並ぶ。
この中でお薦めは (株)三一書房発行「ボクの韓国現代史 1959~2014」著者柳時敏(ユ・シミン)です。
日本による植民地化後に独立した韓国。
その後も北との厳しく対峙しながら、国内では独裁政治が行われた。
そんな過酷な条件での民主化と、高度成長を成し遂げるまでの実態が良く解る。
最大の感動は全泰壱(チョンテイル)の、わが身を捨てての活躍だ。
そこそこの生活を投げ捨て、仲間の為に格差社会解消の為22歳で焼身自殺。
「我々は機械ではない! 勤労基準を遵守せよ!」と叫びながらである。
今では彼の名を「泰壱通り」に彫像が建設されているそうだ。
格差社会に向かう日本への警告と聞こえる
アッパレな若者
読書