尾道でのOB会は多数の女性の参加もあり大盛況。
現役の仲間が開いてくれた2次会も盛り上がり、いささか飲み過ぎた。
翌日は朝食抜きで呉に向かう。
友人が大和ミュージアムを見たいと言う事で、呉育ちの私が案内。
メインは1/10の戦艦ヤマト。
それでもデカイ。横から見たり、下から見上げたり、3階から見下ろしたりと堪能。
人間魚雷「回天」、零式艦上戦闘機、すぐそばにある「鉄の鯨館」では2004年まで現役だった潜水艦「あきしお」が展示され内部を無料開放。
感想としては感動と、戦に対する複雑な気持ちが入り混じる。
感動は、現在にも生きる技術(特にトヨタの看板方式)
複雑な気持ちは、残念、無茶、悲しみ、等々。
じっくり見学後、昼食も軽く済ませ(勿論アルコール抜き)入船山記念館に向かう。
海軍の根拠地として鎮守府が置かれた場所である。
鎮守府は横須賀、佐世保、舞鶴と呉の4か所に置かれ、横鎮、佐鎮、舞鎮、呉鎮(よこちん・さちん・まいちん・くれちん)と呼ばれた。
小学生の頃に近所に住んでいたので、よくセミ取りに行った思い出がある。
当時は進駐軍(占領軍のことで当地は豪州系が多かったかな)に接収され、外から眺めるだけであった。1967年より博物館として開放されたとの事。
元々は八幡様が祭られた亀山神社が在った、1300年以上昔の話だ。
それが鎮守府を開設することとなり、追い出したそうだ。
初めて知り驚く。当時の海軍は神より偉かったのだろうか。
ちなみに亀山神社は呉では最大のお祭りで「いが餅」が名物だ。
団子の表面に赤、黄色、(緑もあったかな)に色付けられた米粒をくっ付けたものである。
全面でなく、表の一部にである。米が貴重であった名残か…。
美味かったと記憶している。
雨の予報が外れ、気温も上がらず、友人も満足気であった。
今日一日は禁酒、元気でこれからも過ごせるために。
久し振りの呉散策
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