半ボケの愚痴

 毎年だが、正月から良くテレビを見るようになる。
つまらぬ、気に入らぬと思いながら見てしまう。
 最高に馬鹿馬鹿しいのは料理の紹介番組、紹介者は必ず大げさに、
しかも口にほうばったまま「旨~い」とか「おいしい」とか喋るのだ。
数件の紹介の場合でもその全て、それも毎回に「おいしい」である。
お前は「何を食っても旨いのか」と言いたい。
 次に腹が立つのは2・3人が担当する番組でお互いが挨拶してる事だ。
しかも客である私の方を向かずに。挨拶は番組が始まる前に済ませておいて欲しい。
 もう一つ、NHKのお昼のニュース前、3人ほどが雑談をして時間をつぶしている。
時間運営をうまく行い、それでも時間が空けば道徳的な話、地域の風景、国歌でも流せば。
人件費の節約にもなる。いや国家は問題かも、合間に流すものではない。
 年を取ると気が短くなり愚痴が多くなるのは本当ですね。
これも元気の元かも(この場合の「もと」は本だったけ)半ボケ老人の戯言とお許しあれ。
「そんなに気に入らぬなら見にゃけらよい」
まさにその通り、季節が暖かくなれば外出が増え、この病は治ります。