驚きの高野山

 平均70歳のメンバー8人で高野山へ向った。
何度か訪れた事が有るが泊まるのは初めて。
一部に紅葉が見られ、武将や有名人のお墓に参拝した後、宿へ向う。
 入口に「六文銭」の提灯が掲げられた蓮華定院(れんげじょういん)と云う宿坊。
そうです真田幸村ゆかりの宿坊です。
ご存知のように宿坊ですから、参拝者や僧侶が泊まる宿です。
当然、朝夕はお坊さんとお勤めがあります。夕方には瞑想、朝にはお経、これが終わってから食事、勿論精進料理。
お酒も頂け有難い事です。
 驚いたのは、朝夕のお勤めです。
夕方は6時から始まり、参加は20名ほど、そこに外人が8人で全てヨーロッパ系です。
若い美人の女性も2人、英国人だそうです。
朝も6時から外人8人、日本人8人です。日本人の8人中7人は私達のグループです。
我らが参加してなければ日本人はただ一人。
美人の女性を含む3名の外人が焼香まで違和感なくこなしたのには驚きである。
無論この3名は正座である。
当日の朝の気温は3度、暖房のないお堂でのお勤めはなかなか厳しい。
初めての体験であったが、神聖な体感でその後の食事を有難く頂く事が出来た。 感謝感謝。