来年は空海(弘法大師)が高野山を開創して1200年。
大いに賑わう事だろう。 静かな内に高野山を訪ねようと来月、
気のあった男5人(明治まで女人禁制)で計画。
日帰りでは何度か訪れたが泊りがけは初めて。 予備知識をと思い図書館で一冊借りてきた。
題 名 「新・高野百景」 発行 ㈱ 教育評論社
画 藤原 重夫(法名 祐寛)
著者 山口 文章(高野山報恩院副住職)
大門(だいもん):江戸時代に建立、夕日百選にも選ばれた重要文化財。
祓川弁才天(はらいがわべんざいてん):最古の歴史を誇る弁財天。
御影堂(みえいどう):奥ノ院とならぶ高野山二大聖域のひとつ。
六時の鐘(ろくじのかね):戦国武将 福島正規が広島城を追われる前年に建立。
その他、蛇腹道、高野山高校、女人堂、町石道、高野幹部交番など32話。
140ページ程で絵画が多く文字は少ない、手軽に読める。
宗教家らしい文章と、ほんわかとした絵画とのコラボが気に入った。
高野山にお参りの前に読めば、当地の有難を理解する助けになるだろう。
訪ねる事が叶わぬ人、特に何か迷いがあったり、イライラしてる人が読めば薬になるかも…。
仲間に<変わり者>と言われている私でも、あとがき まで素直に読めました。
心おちつく本
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