疎かに出来ぬこと

 植村 直己の「北極圏1万2000キロ」(出版(㈱)山と渓谷社)を読んでいる。
気温零下40度前後の過酷な中、犬ぞりでの一人旅の記録である。
遭難、飢餓、北極熊や犬と戦いながら、訪問先のエスキモーとの付合い等、
日常離れした内容である。
本題はさて置き、内容の一部である排泄(大便)の大変さを紹介したい。
ズボンを下ろすことも大変な作業なのだ。防寒の為に何枚も重ね着した重装備、
それを素早くこなし、1分で事を終えねばならぬのである。
何しろ零下40度だから。
とても私には真似が出来ぬ。出来たとしてもこんな旅には行きたいとは思わぬ。
 実は私は50歳ぐらいから便秘で悩んでいまして色々努力を重ねました。
お陰で、最近ではほぼ毎日排便できスッキリしてます。(昔は4・5日御無沙汰もある)
20年がかりで開発した対策を紹介します。
1、水分を多く摂る(1日2リットル、冬場は大変です)。
2、バナナ入りヨーグルト(無糖)200gを毎日食べる。
3、トイレでの姿勢はロダンの考える人の像。
右ひじを左ひざ先端にゆっくりと持って行き5秒ほど停止。
  左も同様に動作し、これを3度繰返す。
4、背筋を伸ばし、頭を後ろに思い切り倒しゆっくり右、前、左、後ろと回転させる。
  1回転に10秒ほど、これを右回転、左回転と3度ほど繰返す。
3、4 の場合は、足は爪先立ちのつもり(勿論座ったままで)
 今まで、足を組んだり、尻を浮かせたり、深呼吸、息を止める、腹に力を入れる、
わき腹を押さえて左右の屈伸、両手を上に上げ振る等々考えられる動作を試した。
夏場などトイレを出る頃には汗びっしょり。
その結果効果が有ると思われるのが、上記の4点です。
お悩みの方は一度お試しを、但し私は医者では有りません。